代表挨拶

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代表挨拶


高校三年生の秋に父の会社が倒産した私は医師になるという夢を諦められずにいました。

そこで新聞奨学生として埼玉県熊谷市末広にあった
日本経済新聞に住み込みで働きながら、
浪人生活をおくりました。

しかし夢やぶれ。私は大学進学をせずに高卒のまま
職を転々とする事になります。

いままでに15種類近くの仕事をやってきました。
営業・接客・日雇い・肉体労働、昼夜業種問わず
働きましたがどれも長続きしませんでした。

夢が叶わなかった挫折感や劣等感に苦しみ、
私は空手でひたすら巻藁をついてみたり
仕事に没頭してみたり、
かと思えば何もせず家に1人ひきこもってみたり
再度医学部に挑戦しようとしてみたり。

自分の居場所と存在意義を探し求める20代を過ごしました。



やがて酒に溺れるようになり、私は独善的に
自分の事だけを考え多くの方々に
迷惑をかけるようになります。

そして誰からも相手にされなくなった私は、
本当に1人になってしまいました。

その時、助けてくださった沖縄の伯父と伯母が
います。



私は30歳を過ぎてから英語の専門学校そして大学へと進学し、酒を完全にやめて今も学び続けています。

多くの方々にそして社会に助けてもらいました。
人が社会が僕を助けてくれたから今の私がいます。

今度は自分が人に社会にお返しをする番です。



私には新しい夢があります。

誰からも相手にされなくなった私に
救いの手を差し伸べて受け入れてくださった、
伯父と伯母への感謝の気持ちを忘れないように。

そして今度は2人のように誰かのための一助になりたい。

そんな想いと願いを込めながら、
伯父と伯母の名前から一文字づついただき、
弊校を"弘美塾"と名付けました。



私はまだ夢の途中です

今も学び続け己を変えようと励んでいます



私の経験が次の若い世代の方々の
なにかの役に立つ事を願って
代表挨拶